- 視察研修報告 -
------------------------------------------------------------------------
▼平成21年度県議会文教教警察委員会の県外視察研修

 県議会文教警察委員会の県外視察は平成22年1月13日から15日の2泊3日の日程で静岡県、山梨県、東京都などの施設などを見学し研修を行いました。
視察研修には高山委員長を代表に委員7名全員が参加した。視察目的は児童の登下校時の安全確保対策、県立学校の耐震対策、学校施設のエコ対策、文化事業への取り組みでありました。

○1月13日(火)
【浜松市立気賀小学校】
本校は、静岡県の西部、浜名湖の北側に位置し、学級数20(発達学級2を含む)、児童数607人、教職員数29人の中規模校である。
同校は、児童の登下校時の安全確保のため、教職員による集団下校指導と保護者巡回ボランティアを実施しているほか、地域の退職教職員グループによる子どもの安全を守る活動を展開している。また、防犯の視点から通学路の危険箇所点検や安全マップの作成を行っている。

○1月14日(水)
【静岡県教育委員会】
 静岡県の県立学校(高等学校及び特別支援学校)は、平成21年4月1日現在、耐震化率が86.6%、全国8位となっており、校舎等の耐震整備が進んでいる。(本県の県立学校の耐震化率は45%で全国最下位)
なお、当県は、「児童生徒等の安全確保」、「授業再開の確保」、「県民の防災(避
難)機能の確保」を目的として、
(1)原則として、ランク2及び3の建物をランク1とすること
(2)災害時の拠点となる建物(校舎や第1体育館)を優先すること
(3)原則としてランク3の建物を優先し同一ランクの建物は耐震性能の低いものを優先することを基本方針として、耐震化を推進している。

※大地震(震度6強〜7程度)に対する耐震性能
ランク1:倒壊又は崩壊する危険性が低い、
ランク2:倒壊又は崩壊する危険性はランク3より低いが、かなりの被害が予想される、
ランク3:倒壊又は崩壊する危険性が高い

【山梨県立都留高等学校】
 本校は山梨県東部に位置する大月市内にあり、JR大月駅から徒歩6分、富士急行線大月駅から徒歩1分と交通の便が良く通学のしやすさから、広範囲の地域から生徒が集まっている。昨年度、敷地内にある建物のうち校舎1棟について、外付け補強工法により耐震工事を行っている。(建築住宅課によると、同工法は建物内に生徒が居ながらにして工事が可能であり、本県では今年度、大洲高校で採用しているが施工例は少ないとのこと)
なお、同校は文部科学省から平成17年度に「スーパーサイエンスハイスクール」の指定を受けており、理科・数学に重点を置いたカリキュラム開発や、大学や研究機関等と連携した効果的な活動方法等について、高等学校が独自の計画で研究開発に取り組んでいる。

【昭和町立西条小学校】
 本校は、太陽光発電型の「エコスクール・パイロットモデル事業」として平成
18年度に文部科学省の認定を受け、平成18年度から19年度にかけて校舎の増築・改修工事を実施。増築校舎の勾配屋根に太陽光パネルによる10kwの太陽光発電設備を設置し、学校の消費電力の一部に利用するほか、太陽光や風力を利用して発電するハイブリッド外灯を目につきやすい校舎と体育館の入口付近に設置することにより、環境保全や省エネルギー等の児童の学習教材として、学舎そのものの活用が期待される造りとなっている。

【府中市美術館】
 緑豊かな都立府中の森公園の中にあり、「生活と美術=美と結びついた暮らしを見直す美術館」をテーマに平成12年10月に開館している。
(敷地面積:7570?、延床面積7795?、鉄骨鉄筋コンクリート造地下1階、地上2階)同美術館では、
@江戸後期(現代の油絵を中心とした絵画表現)の作品
A府中・多摩地域に関連した作品
B40歳以下の若い現代美術作家の作品を中心としたコレクションを常設展示しているほか、年間6本前後の企画展を行っている。
なお、平成18年に日経新聞が実施した公立134館を対象とした「美術館格付
け」では、学芸・企画力の部門で4位となっており、地域に根ざした多彩な企画と講座・講演など関連プログラムの充実が評価されている。

Eメール kensei@i-hongu.jp

お問い合わせ・ご意見はこちら