- 視察研修報告 -
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▼ 平成14年度愛媛県議会建設委員会県外研修報告
平成14年度愛媛県議会建設委員会県外研修報告
視察研修日平成14年5月21日〜23日
視察先長崎県・鹿児島県
参加者建設委員会委員7名・県職員5名

視察先概要
大島大橋(長崎県西海町〜大島町)
平成11年11月11日に開通した長崎県西彼杵半島(西海町)とその西に浮かぶ離島の寺島(大島町)を結ぶ九州では最長の斜張橋(橋長1095m)である。
1960年代までは炭鉱の町として栄えていたこの地域は閉山後人口が減りつつあったが、本橋の開通により観光客をはじめとする流入人口が大幅に増加している。また、徒歩での通行も可能であり、ウォーキングコースとしても利用されている。
【大島大橋】
橋長1095m
最大スパン350m
事業期間H3〜H11
総事業費290億円
交通量2853台(一日)

愛媛県の上島架橋の推進について
(現状と経緯)
上島諸島(弓削町、生名村、岩城村)では、弓削大橋(弓削本島〜佐島間)が平成8年3月に完成し、同年4月にこの大橋を含む弓削〜生名〜岩城間が、県道岩城弓削線として昇格したところである。
県では、佐島〜生名島及び生名島〜岩城島間の架橋を前提とした昇格県道の整備計画を策定するため、平成9年度から上島諸島道路計画調査費を創設して、ルート検討や地質調査などの基礎的調査を進めており、平成14年度は、橋梁予備設計等を実施し橋梁タイプの選定を行うこととしている。

(問題点)
計画には海峡部をまたぐ大規模な橋梁を含むことから、技術的な課題や事業効果等についても十分検討しながら、
市町村合併等の動向も踏まえ、事業を進める必要がある。

(対策)
平成14年度には、橋梁予備設計等を実施し、基礎調査が完了する予定である。公共事業での新規要望は平成13年度までの調査結果で可能であるが、市町村合併の動向や国の意向等も踏まえ、事業の効果等も十分勘案して、事業化の時期を検討したい。

長崎県庁
愛媛県の上島架橋事業化に向け、先進事例である大島大橋架橋事業の内容と効果を調査した。長崎県道路建設課の課長から同県の離島架橋への取り組みについて詳しく説明を受けた。

長崎県議会
議員定数52人(現員51人、欠員1人)会派
自由民主党27人・改革21 12人・無所属クラブ5人・公明党3人・の本共産党2人・つばき会1人・県民会議1人

年齢別(平均年齢58.5歳)
80歳代1人・70歳代1人・60歳代26人・50歳代17人・40歳代5人・30歳代1人

報酬
議長104万円・副議長93万円・議員83万円

長崎県土石流被災家屋保存公園(長崎県深江町)
平成4年8月土石流の被害に遭い、平均約2.8m埋没した家屋11棟(屋内3棟、屋外8棟)を保存展示した全国にも例がない公園である。日本最大規模の道の駅の中にあり、土石流災害のすさまじさと火山砂防・治山事業など、防災事業の重要性を学ぶ事ができる。平成14年7月には隣の島原市に雲仙岳災害記念館(仮称)が開館予定である。

甲突川(鹿児島県鹿児島市)
鹿児島市内を貫流する甲突川は、平成5年8月の記録的な豪雨により氾濫し、約12000戸の床上、床下浸水を引き起こした。そこで、鹿児島県河川激甚災害対策特別緊急事業により河川改修を行ったのと同時に、総合治水対策や水辺環境整備を行ったことにより、以前にも増して市民に親しまれる川となっている。

鹿児島県立石橋記念公園・石橋記念館(鹿児島県鹿児島市)
平成5年8月の豪雨による洪水により流出等被害の遭った歴史的5アーチ石橋を移設復元し、5石橋の歴史や技術を今に伝える石橋記念館を附設し、平成12年4月に開園した公園である。

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