−平成23年経済企業委員会(8月4日)−

開催日:平成23年 8月 4日

会議名:平成23年経済企業委員会( 8月 4日)

○(本宮勇委員) EV開発の関係ですけれども、EV車を開発したというようなことが以前マスコミで報道されたりしたんですが、これまでのEV開発の取り組み、そして成果みたいなものをまずお伺いします。

○(産業創出課長) 取り組みは22年4月からでございますので、1年と少したっております。産業技術研究所にありますEV開発センターでは昨年秋に1号車をつくりまして、先般6月ですか、2号車を開発したということでございます。それと並行しながら、とにかく民間の企業がそういった産業に参入していただくことが目標でございます。1つは改造ということでございますので、整備士の人材養成ということで、昨年度も東・中・南予でそういったことをやりました。今年度もこの夏ぐらいに5日間ぶっ通しでするというふうな目標にしております。それと、産業化の方でございますが、先般、御案内のとおり4月に今治の渦潮電機が、コンバートEVの雄と言われておりましたゼロスポーツのEV部門を買収しまして、戦略を練りながらEVの事業を進めていくということでございます。

 あと、先ほど申し上げましたえひめ産業技術振興財団のファンド事業、研究開発的な助成制度を活用して6社ほど試作車、あるいは部品キットの開発に取り組むというような状況でございます。それと、今まで申し上げたのは四輪ですが、あと農機具でございますけれども、先般、井関農機と愛媛大学とうちのEV開発センターの間で共同研究をやるというふうなことが決定しました。トラクターの部門の研究でございます。それと、二輪車の研究についても昨年来取り組んでいるところでございます。

○(本宮勇委員) いろいろトラクターとかバイクの方の開発に取り組んでおるということなんですけれども、以前漁船用の船外機なんかの開発に取り組んでいるというようなことを聞いたように思っているんですけれども、そういった取り組みは今もなされておるんですか。

○(産業創出課長) 漁船も、宇和島のアイティオーという会社がございますが、そこが開発に取り組んでおりまして、県も21年度ぐらいから側面的支援をしており、22年度には水産庁の研究事業に採択されまして、そのときは長崎と宇和島で実証のいろいろな研究をやりました。また、23年度に水産庁の実証事業に採択されまして、北海道、三重、沖縄で実証実験をしております。それと、先ほど申しましたファンドの方も、一番進んでいたのは船外機の方の研究でございますけれども、船内のエンジンをモーターにかえるというようなことについても並行して研究されているという状況でございます。

○(本宮勇委員) 先ほどの漁業の関係の方ですけれども、これについてはずっと開発に取り組んでいるということですが、実用化の見通しはどうでしょうか。

○(産業創出課長) 新聞報道によりますが、価格的な問題がやはり一番のネックでございます。先般も社長とお話したんですけれども、300万とか350万とかそういうオーダーの金が要るようなことで、一時期宇和島に視察に来られました農水副大臣も2分の1とか3分の1の助成制度を云々というお話がありまして、非常に期待をいたしたときもあったんですけれども、諸般の事情で、今のところまだ事業化、制度化されておりません。例えば、今の四輪の新車のように、そういう政府の助成制度等々の見通しができれば、百何十万に一気に下がりますので、通常のランニングコストは非常に安くなります。短期間に償却できるということになってまいりますので、その辺のコストパフォーマンスの問題がやはり一番かと思っております。

○(本宮勇委員) いろいろ言っていただいたように、農機具だったらトラクター、あるいはバイクなんかの研究開発に取り組むということですけれども、漁業も、車も含めてなんですけれども、要は、実用化できるかどうかが一番課題だと思うんです。コストを下げる、当然コストも下がらないと競争力もつかないわけなので、その辺も含めてとにかく新しい産業を創出するという意味ではどんどん取り組まなければならないというのはよくわかるんですけれども、やはり実用化というのを念頭に置いていただいて、そこを目指して頑張ることも1つ大きな目標に持っていただきたいというふうに思いますので、よろしくお願いします。

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