- 県議会委員会報告 -
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▼平成21年文教警察委員会(10月21日)
平成21年10月21日

○(本宮勇委員) 最初に御説明いただいたときに、薬物でこれまで104人検挙されたと。そしてうち32人が暴力団関係者というようなことで、資金源になっておるというようなお話をされたんですけれども、この薬物のことに関して、暴力団はどのようにかかわって資金源になっておるのかということと、今、テレビでも毎日のようにやっておるんですけれども、有名な方が大麻を使用して出ておるんですけれども、この薬物ですね、大麻も、どのような薬物なのか、その辺をちょっとお伺いしたいなと思うんです。で、幾つ検挙したのか。

○(刑事部長) 暴力団の薬物資金源になっておると、まさに先ほど、全体の三十数%に暴力団関係者が含まれていたという事案のとおりでございますが、もともと山口組というのは、本家の規律と申しますか、あれなりの規律があるわけなんですけれども、覚せい剤等の薬物を使用した者は破門するというような御法度があります。ところが末端までいきますと、やはりいろんな資金源活動をやるわけなんですけれども、薬物、特に覚せい剤等の売買、これが一番手っ取り早い部分があります。例えば、今、時価相場、ここで把握していないんですけれども、1g1万円のものがそれを100倍ぐらいにやると0.01gで一束、1回注射打つ、それが30万、40万になるわけですから、やはり、常用者がいるわけですから、簡単に資金として入手できる、それも現金で入ってくるというような部分で彼らにとっては大きなメリットがあると言われております。
それと、本宮委員御指摘のとおり、都会の方で有名芸能人とかこれが覚せい剤を使用しておったというような事案を大々的に載せられておりますが、愛媛県では都会と違いまして、そのような蔓延状態にはなっていないというふうに認識をいたしております。
例えば、薬物で検挙されました被疑者、このうち女性被疑者が29人含まれております。全体の28%を占めておるわけなんですが、29人のうち28人、これは薬物事犯の再犯者、再犯ですね、何回も繰り返している、とか暴力団の嫁さんであったり、関係者であったりして、薬物の前科がなかった、そういう関係がない全く我々で言う素人的な女性というのは1名のみということでございます。
そういうことからも、都会で見られますように、一般主婦とか大学生とか高校生などいわゆる市民層にまで汚染が浸透しているということは考えておりません。
ただ、薬物につきましては、覚せい剤、大麻、LSD、いろんな種類がございます。特に最近は錠剤で外国からわからずに輸入といいますか、密輸入が横行されているというようなことで、薬物対策につきましても、社会の情勢に合わせたいろんな各種対策を講じていくという必要があるというふうに考えております。
○(本宮勇委員) お話を聞いていて、少し安心をした、少しですけれども。やはり、都会の方ですと、何かテレビで見ておると一般家庭の主婦層にまで入っていっておるということが、県内においてはそこまではないということみたいなんですけれども、この薬物なんですけれども、いろいろ言われた大麻であるとか、覚せい剤であるとか、この104人ですか、検挙された中で。例えば大麻では何人ぐらいなんだとか、それについての把握はされておられますでしょうか。

○(刑事部長) 昨年中のこれは全国のあれなんですが、乾燥大麻の押収量、これが多くなっております。検挙人員でいきますと21.4%増加、押収量について乾燥大麻は14.3%減少しております。ただ、大麻樹脂、これは64.7%増加しておる。これが大麻でございます。次に、MDMY、MDMAというのは錠剤型の合成麻薬、これにつきましては、前年と比較いたしまして検挙人員で5.1%減少、それと押収量でも82.3%の大幅な減少ということで、大麻樹脂につきましてはふえておるが、この合成麻薬、これは減少しておると。
それと、本県の場合を見てみますと、本県の大麻事犯につきましては、検挙人員が7人、そのうち乾燥大麻の押収量、これを86g押収しておりますが、検挙人員は1名減少、押収量でも430g、約83%減少しているということで、大麻自体は減っておるという認識でございます。
それと、MDMY、MDMA合成麻薬なんですが、本県におきまして検挙はございません。
○(本宮勇委員) お答えいただいたんで、ちょっと関連してお伺いしようと思うんですけれども、ことし、104人を検挙されたということなんですけれども、このうち使用をした人はこのうち何人ぐらいおいでるのか。例えば僕も、検挙された暴力団関係者32名となると売買とかそういうことで検挙された方が非常に多いんだろうとは思うんですけれども、使用した方はどの程度おいでるのかということと、それと、一般市民の方でどういう方々が。例えば、先ほど女性がと言われたんですけれども、どういう方々がこういうものを使用したのかというのがもしわかればお答えいただきたいなと思うんです。

○(刑事部長) 薬物に関します使用とか、譲渡ですね、密売人と一般の使用者、これについて今現在こちらの方に、手元に資料がないので、判明いたしますので後ほどまた説明したいと思います。
それと、一般市民で1名女性が関与しておったというようなことでございますが、これにつきましては、本宮委員が御承知の今治管内でございます。外国の方に行っておって、大麻を輸入してきたというようなことで、県内で常用しておったというようなことではなく、そういう外国渡航の過程でそういう大麻を経験して外国から密輸入という形でそういう行為を行ったというものでございます。決して常用者ではございません。
○(本宮勇委員) 最初に祭りの話が出てきておったんですけれども、県下各地で祭りが行われて、祭りのときにはお酒も飲んだりして、その勢いでというようなことで、事件や事故が起きる可能性もふだんのときよりは高まっているような気もするんですけれども、ことしの祭り等でそういった問題が起きておったんかどうか、ちょっとそれについてお伺いしたいんですが。

○(生活安全部長) ことしの祭りでけが人等も含め、事故が発生していないかという御質問でありますけれども、県下の秋祭り、昨日までの状況でありますが、けが人は合計31名、重傷軽傷含めまして把握しております。その中でも、報道をされております新居浜の太鼓祭りにかかわる事案でありますが、これは、かき夫以外、見物人2名の方がけがを負われたというような状況であります。
○(本宮勇委員) どうしても、お酒が入って、勢い余ってというようなことで起きるんだろうと思うんですけれども、31人の方がけがをされたというようなことで、最初の暴力団が祭りにかかわるということも含めてなんですけれども、せっかくの祭りですから、事故も事件もなく、みんなが楽しめるような祭りにしていなかなければならんと思うので、そういった意味で祭りについて余りそういうことが起きない努力をしていただきたいなと思います。
これはこれで終わります。

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