議長就任あいさつ(就任時本会議場でのあいさつ) 
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 議長就任に当たりまして、一言ごあいさつをさせていただきます。

 ただいま皆様の御推挙をいただきまして、不肖私が愛媛県議会第103代議長の要職につかせていただくことになりました。まことに身に余る光栄でありまして、その責任の重さに身の引き締まる思いをいたしているところであります。これもひとえに先輩の方々の御指導と、議員各位の御支援によるものでありまして、心から感謝を申し上げる次第であります。

 さて、御案内のとおり、我が国経済は緩やかな回復基調が続いておりますが、人口減少・超高齢化という大きな課題に直面しております。特に地方では、出生率の低下や若者の流出などによる人口減少と、それに伴う地域経済・雇用の縮小が、負のスパイラルに陥るリスクが高いと指摘をされております。
 この大変難しい問題に対処するため、国では、昨年9月に「まち・ひと・しごと創生本部」が設置され、政府一体となって取り組むこととしており、本県におきましても、昨年12月に「人口問題総合戦略本部」が立ち上げ、移住促進や若者の県内定着、子育て支援や地域産業の振興などを総合的に推進していくこととされております。今後は、国との連携のもと、自ら主体的に考え、創意工夫による効果的な取組みを、スピード感を持って進めていくことが必要となっております。

 また、先般、中村県政の第2ステージのスタートとなる平成27年度当初予算が成立をいたしましたが、少子高齢化を踏まえた人口減少対策はもとより、南海トラフ巨大地震等の発生に備えた防災・減災対策、実需の追求による地域経済の活性化、さらには、農林水産業の振興やえひめ国体開催に向けた準備の本格化、原発再稼働問題など、重要な県政課題への対応は待ったなしの状況であると思うのであります。

 これらの課題に正面から向き合うためには、オール愛媛で実効性ある施策に取り組んでいくことが必要でありますので、県議会といたしましても、県民の皆様の声を十分に反映しながら、県との協力体制のもと、二元代表制の一翼を担う議決機関として、しっかりとその役割を果たしていかなければならないと考えております。

 この度、新たなメンバーでスタートする県議会が、県民の負託に応え、活発な議会活動を通して、その使命を達成できるよう、長年にわたって築き上げられた愛媛県議会の伝統を受け継ぎ、議会秩序の維持と公平公正で円滑な議会運営に努め、県勢の発展のため、微力ではございますが精一杯の努力をしていく所存であります。どうか、議員各位の御指導と御協力、さらには県民の皆様方の御理解、御支援を心からお願い申し上げる次第であります。

 最後になりましたが、中村知事をはじめ理事者の皆様並びに議会関係者、報道関係の方々におかれましても、御指導、御鞭撻を賜りますようお願い申し上げまして、就任のごあいさつとさせていただきます。
(愛媛県議会第103代議長 本宮 勇)

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